水防団の実態 announcement
(1)全国の水防団・消防団の数 | (5)団員の勤続年数 |
(2)団員の減少、高齢化 | (6)団員数の都道府県別内訳 (消防団員+水防団員、水防団員) |
(3)団員の年齢別構成 | (7)団員の出動状況 |
(4)団員の就業形態 |
(1)全国の水防団・消防団の数(令和5年4月1日現在)
水防団 6道府県 70団 (12,186人)
消防団 47都道府県 2,185団 (752,507人)
消防団 47都道府県 2,185団 (752,507人)
水防団の状況
北海道 |
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埼玉県 |
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岐阜県 |
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静岡県 |
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京都府 |
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大阪府 |
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(2)団員の減少、高齢化
全国各地で豪雨災害が頻発している一方、団員の減少、高齢化により地域水防力の低下が懸念されている。
消防団員:752,507人 水防団員:12,186人(令和5年4月1日現在)
消防団員:752,507人 水防団員:12,186人(令和5年4月1日現在)
(3)団員の年齢別構成化
30歳台以下の割合は、消防団員の38%に対し、水防団員は6%、60歳以上の割合は、消防団員の9%に対し、水防団員は49%と水防団員の高齢化が顕著(令和5年4月1日現在)。
(4)団員の就業形態
被用者(サラリーマン)の占める割合は合計で64%と高い。
内訳では、消防団員の64%に対し、水防団員は58%であり、水防団員の被用者の割合の方が低い(令和5年4月1日現在)。
内訳では、消防団員の64%に対し、水防団員は58%であり、水防団員の被用者の割合の方が低い(令和5年4月1日現在)。
※被用者: | 会社員、工員、公務員、団体職員、個人商店の従業員、住み込みの家事手伝い、日々雇用されている人、臨時雇い等、会社、団体、個人や官公庁に雇用されている人で、「その他」にいう役員でない者。 |
自営業者: | 個人経営の商店主、工場主、農業主等の事業主や開業医、弁護士等で被用者がいる者。また、個人経営の商店主、工場主、農業主等の事業主や開業医、弁護士、著述家、家政婦等で個人又は家族とだけで事業を営んでいる者。 |
家族従事者: | 農家や個人商店等で、農仕事や店の仕事などを手伝っている者。 |
その他: | 会社の社長、取締役、監査役、団体の理事、監事、事業団の総裁、理事、監事等の役員である者。また、家庭内で賃仕事(家庭内職)をしている者、職業に就いていない者又は専業主婦等、この表中他の区分に属さない者。 |
(5)団員の勤続年数
勤続年数25年以上の割合は、消防団員の14%に対し、水防団員は22%(令和5年4月1日現在)。
(6)団員数の都道府県別内訳(令和5年4月1日現在)
消防団員+水防団員
団員数は、全国で約76万人であり、都道府県別にみると、多いところでは、3万人~4万人、少ないところでは、5千人~1万人程度と地域によって差がある。
定員に対しての団員数は、概ね8割以上の充足であるが、7割程度のところもある。
定員に対しての団員数は、概ね8割以上の充足であるが、7割程度のところもある。
水防団員
水防団員数は全国で約1万2千人であり、北海道、埼玉県、岐阜県、静岡県、京都府、大阪府の6道府県において水防団が設置されている。 多いところでは、2千人以上、少ないところでは、百数名程度である。
定員に対しての団員数は9割以上の充足のところもあるが、6割に満たないところもある。
定員に対しての団員数は9割以上の充足のところもあるが、6割に満たないところもある。
(7)団員の出動状況
消防団員+水防団員
団員の出動状況は、年によって変動があるが、最近10ヶ年では年間約10万~約40万人(平均では約21万人)の団員が出動している。
※人数は、一連の出水期間内に出動(準備を含む)した延人数。
※人数は、一連の出水期間内に出動(準備を含む)した延人数。