ホーム > 水防団とは > 水防団の実態

水防団の実態 announcement

(1)全国の水防団・消防団の数 (5)団員の勤続年数
(2)団員の減少、高齢化 (6)団員数の都道府県別内訳
  (消防団員+水防団員、水防団員)
(3)団員の年齢別構成 (7)団員の出動状況
(4)団員の就業形態

(1)全国の水防団・消防団の数(令和5年4月1日現在)

水防団 6道府県    70団 (12,186人)
消防団 47都道府県 2,185団 (752,507人)

全国の水防団・消防団の数

水防団の状況

北海道
  • 長沼町水防団
  • 新十津川町水防団
埼玉県
  • 加須市水防団
  • 川越市水防団
岐阜県
  • 岐阜市
  •  
  •  日野水防団
  • 島水防団
  •  岩野田水防団
  • 黒野水防団
  •  方県水防団
  • 長良西水防団
  •  長良水防団
  • 常磐水防団
  •  合渡水防団
  • 金華水防団
  •  芥見水防団
  • 藍川水防団
  •  三輪水防団
  • 京郷水防団
  •  本荘水防団
  • 鏡島水防団
  •  市橋水防団
  • 日置江水防団
  •  加納水防団
  • 三里水防団
  •  木田水防団
  • 鷺山水防団
  •  岩水防団
  • 西郷水防団
  •  網代水防団
  • 則武水防団
  •  七郷水防団
  • 鶉水防団
  •  佐波水防団
  •  
  • 羽島市水防団
  •  
  • 木曽川右岸地帯水防事務組合
  •  
  •  笠松水防団
  • 無動寺水防団
  •  前渡水防団
  • 円城寺水防団
  •  厚見水防団
  • 茜部水防団
  •  米野水防団
  • 門間水防団
  •  田代水防団
  • 柳津東水防団
  •  柳津西水防団
  • 上中屋水防団
  •  下中屋水防団
  • 岐南東水防団
  •  岐南西水防団
  • 長森南水防団
静岡県
  • 静岡市水防団
  • 浜松市水防団
  • 富士市水防団
  • 焼津市水防団
京都府
  • 桂川・小畑川水防事務組合
  •  
  •  久我水防団
  • 羽束師水防団
  •  淀水防団
  • 長岡京・大山崎水防団
  • 澱川右岸水防事務組合
  •  
  •  竹田水防団
  • 下鳥羽水防団
  •  横大路水防団
  • 納所・向島水防団
  •  淀・久御山・八幡水防団
  •  
  • 淀川・木津川水防事務組合
  •  
  •    
  •  向島水防団
  • 淀水防団
大阪府
  • 岸和田市水防団
  • 高石市水防団
  • 淀川左岸水防事務組合水防団
  • 大和川右岸水防事務組合水防団
  • 淀川右岸水防事務組合水防団
  •  

(2)団員の減少、高齢化

全国各地で豪雨災害が頻発している一方、団員の減少、高齢化により地域水防力の低下が懸念されている。
消防団員:752,507人  水防団員:12,186人(令和5年4月1日現在)

団員の減少、高齢化

(3)団員の年齢別構成化

30歳台以下の割合は、消防団員の38%に対し、水防団員は6%、60歳以上の割合は、消防団員の9%に対し、水防団員は49%と水防団員の高齢化が顕著(令和5年4月1日現在)。

団員の年齢別構成化

(4)団員の就業形態

被用者(サラリーマン)の占める割合は合計で64%と高い。
内訳では、消防団員の64%に対し、水防団員は58%であり、水防団員の被用者の割合の方が低い(令和5年4月1日現在)。 

団員の就業形態

※被用者: 会社員、工員、公務員、団体職員、個人商店の従業員、住み込みの家事手伝い、日々雇用されている人、臨時雇い等、会社、団体、個人や官公庁に雇用されている人で、「その他」にいう役員でない者。
 自営業者: 個人経営の商店主、工場主、農業主等の事業主や開業医、弁護士等で被用者がいる者。また、個人経営の商店主、工場主、農業主等の事業主や開業医、弁護士、著述家、家政婦等で個人又は家族とだけで事業を営んでいる者。
 家族従事者: 農家や個人商店等で、農仕事や店の仕事などを手伝っている者。
 その他: 会社の社長、取締役、監査役、団体の理事、監事、事業団の総裁、理事、監事等の役員である者。また、家庭内で賃仕事(家庭内職)をしている者、職業に就いていない者又は専業主婦等、この表中他の区分に属さない者。

(5)団員の勤続年数

勤続年数25年以上の割合は、消防団員の14%に対し、水防団員は22%(令和5年4月1日現在)。

団員の勤続年数

(6)団員数の都道府県別内訳(令和5年4月1日現在)

消防団員+水防団員

団員数は、全国で約76万人であり、都道府県別にみると、多いところでは、3万人~4万人、少ないところでは、5千人~1万人程度と地域によって差がある。
定員に対しての団員数は、概ね8割以上の充足であるが、7割程度のところもある。

消防団員+水防団員

水防団員

水防団員数は全国で約1万2千人であり、北海道、埼玉県、岐阜県、静岡県、京都府、大阪府の6道府県において水防団が設置されている。 多いところでは、2千人以上、少ないところでは、百数名程度である。
定員に対しての団員数は9割以上の充足のところもあるが、6割に満たないところもある。

水防団員

(7)団員の出動状況

消防団員+水防団員

団員の出動状況は、年によって変動があるが、最近10ヶ年では年間約10万~約40万人(平均では約21万人)の団員が出動している。
※人数は、一連の出水期間内に出動(準備を含む)した延人数。

団員の出動状況