水防団の実態 announcement
(1)全国の水防団・消防団の数 | (5)団員の勤続年数 |
(2)団員の減少、高齢化 | (6)団員数の都道府県別内訳 (消防団員+水防団員、水防団員) |
(3)団員の年齢別構成 | (7)団員の出動状況 |
(4)団員の就業形態 |
(1)全国の水防団・消防団の数(平成28年4月1日現在)
水防団 8道府県 71団 (13,988人)
消防団 47都道府県 2,171団 (853,546人)
消防団 47都道府県 2,171団 (853,546人)
水防団の状況
北海道 |
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埼玉県 |
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神奈川県 |
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岐阜県 | 岐阜市
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静岡県 |
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愛知県 |
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京都府 |
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大阪府 |
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(2)団員の減少、高齢化
全国各地で豪雨災害が頻発している一方、団員の減少、高齢化により地域水防力の低下が懸念されている。
消防団員:853,546人 水防団員:13,988人(平成28年4月1日現在)
消防団員:853,546人 水防団員:13,988人(平成28年4月1日現在)
(3)団員の年齢別構成化
30歳台以下の割合は、消防団員の51%に対し、水防団員は8%、60歳以上の割合は、消防団員の5%に対し、水防団員は44%と水防団員の高齢化が顕著(平成28年4月1日現在)。
(4)団員の就業形態
被用者(サラリーマン)の占める割合は合計で73%と高い。
内訳では、消防団員の73%に対し、水防団員は59%であり、水防団員の被用者の割合の方が低い(平成28年4月1日現在)。
※家族従業者 : 農家や個人商店などで、農作業や店の仕事などを手伝っている従業者。 その他 : 表中他の区分に属さない者であり、会社・団体等の役員、家庭内職者、職業についていない者、専業主婦等。
(5)団員の勤続年数
勤続年数25年以上の割合は、消防団員の10%に対し、水防団員は19%(平成28年4月1日現在)。
(6)団員数の都道府県別内訳
消防団員+水防団員
団員数は、全国で約87万人であり、都道府県別にみると、多いところでは、3万人~4万人、少ないところでは、5千人~1万人程度と地域によって差がある。
定員に対しての団員数は、概ね9割以上の充足であるが、8割程度のところもある。
定員に対しての団員数は、概ね9割以上の充足であるが、8割程度のところもある。
水防団員
水防団員数は全国で約1万4千人であり、北海道、埼玉県、神奈川県、岐阜県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府の8道府県において水防団が設置されている。 多いところでは、2千人以上、少ないところでは、数百名程度である。
定員に対しての団員数は9割以上の充足のところもあるが、7割に満たないところもある。
定員に対しての団員数は9割以上の充足のところもあるが、7割に満たないところもある。
(7)団員の出動状況
消防団員+水防団員
団員の出動状況は、年によって変動があるが、最近10ヶ年では年間約10万~約30万人(平均では約18万人)の団員が出動している。
※人数は、一連の出水期間内に出動(準備を含む)した延人数。
※人数は、一連の出水期間内に出動(準備を含む)した延人数。