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水防活動を実施した際の公表の例 announcement

(1)災害情報の公表例 (3)水防活動報告代表例の公表例
(2)水防活動実施一覧の公表例  

(1)災害情報の公表例

◇平成29年台風第21号災害情報掲載(抜粋)

◇平成29年台風第22号災害情報掲載(抜粋)

(2)水防活動実施一覧の公表例

平成29年台風第21号による被害状況について      平成30年1月17日現在の確認状況
水防団による水防活動の実施状況
<国管理河川>
 ・8水系の21団体が水防活動を実施 
  (阿武隈川水系、櫛田川水系、木曽川水系、宮川水系、淀川水系、大和川水系、
   由良川水系、重信川水系)
<都道府県管理河川>
 ・69団体が水防活動を実施

◇国管理河川

(3)水防活動報告代表例の公表例

◇平成29年台風第5号における石川県小松市の水防活動報告

小松市消防団は、平成29年8月8日、台風第5号の影響に伴う集中豪雨に際し、小松市消防団員42人が出動。市内では、1時間雨量37mmを観測する豪雨により急速に水位上昇(1時間に約1.9m)し、河川が増水した。避難勧告が発令され氾濫危険水位を超える危険な状況の中、堤防への土のう積みを行い人的被害の軽減のため活動した。

<活動時間>

8月8日、約3時間

<活動時間>

42人

<活動時間>

土のう積み(1,350袋)
小松市消防団長
北出隆一氏
小松市消防団では一級河川の梯川において、毎年防 災訓練及び水防区域パトロールを行っています。
今回の台風5号では梯川増水の初期段階で全18個分団を車庫待機させ、警戒活動、土嚢作成及び設置を行うことで被害を出さずに小松市民の安全安心を確保できたのではないかと思います。

<水防活動の実施状況>

梯川右岸(千代町)積み土のう工
梯川右岸(千代町)積み土のう工
梯川右岸(千代町)積み土のう工
梯川右岸(千代町)積み土のう工

◇平成29年10月台風21号における宮城県亘理町の水防活動報告

亘理町逢隈分団は、台風21号の影響に伴う出水に際し27人が出動。亘理町では、降り始めからの雨量が314mm(気象台:亘理)を観測する大雨により河川が増水。町内では大雨に伴う道路冠水等の被害を受ける危険な状況の中、地域の巡視や堤防漏水箇所の月の輪工法を行い人的被害の軽減や地域の安全・安心のため活動した。

<活動時間>

10月22日~23日、約25時間

<活動時間>

27人

<活動時間>

 月の輪工(3箇所)
 警戒巡視(市内全域)
 警戒広報(市内全域)

今泉地区自治会長
渡邉光一さん
地区長として、水防団と地区の連携をとれるように日頃から心がけている。阿武隈川の出水は時間も長く、水防活動は夜間作業も多いので、水防団が活動しやすくなるような配慮(飲食物の提供など)も行っている。水防団の人たちを地域の方は頼りにしている。
<水防活動の実施状況>(月の輪工法)
阿武隈川右岸6k地点 今泉地区の漏水箇所で水防工法を実施。
水防団員の他、地域の自主防災組織の2名も協力し、月の輪工を3箇所実施した。
月の輪工法 3箇所設置
月の輪工法 3箇所設置
水防活動状況
水防活動状況